ABOUT

私は「アートを通じて、人が無意識に感じ取っている内的なリアリティに触れること」をテーマに活動をしています。
ふとした瞬間に立ち上る気配や余韻、声にならない感情の揺らぎ、そして生命の尊さや儚さ。
そうしたかすかな存在を、自身の作品を通じて可視化し、この世界に息づかせたいと考えています。

この考えのルーツは、自身の幼少期にあります。
私は幼い頃から、自分の内側にだけ広がる空想世界を作ることが好きでした。
それは言葉にはできないものでしたが、絵の具とキャンバスに出会ったとき「描く」ことによってこの内なる世界を形として浮かび上がらせることができると知り、絵画制作に夢中になりました。

私にとって絵を描くことは、自己表現であると同時に、他者と静かにつながるための手段でもあります。
誰かの心の奥深く、言葉では届かないところに、そっと染み込んでいくような絵を届けたい。
そして生きることの苦しさや美しさ、その両方に寄り添うような作品を生み出したい。そう想いながら、今日もキャンバスに向かっています。

Ai Akaike